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第三部レビュー3★Summertime

第三部3曲目も引き続きVocalモノ。
今や最も有名なスタンダードの一つと言ってもいい名曲『 Summertime 』です。

これは出演者が全て黒人という、ジョージ・ガーシュウィン原作のミュージカル『Porgy and Bess』の挿入歌。ジャズのスタンダードと呼ばれる曲の多くは、もともとジャズ用に書き下ろされたものではないことが多いですが、これもそういう曲の中の一曲。

ポーギーとベス
ポーギーとベス

「サ~マタイム♪・・」という歌い出しのこの曲を知らない者はいないだろうと思ってたのですが、近くにいました!それは・・・

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バス・トロンボーンのS水君。

この曲の練習始めの頃、サマータイムってどんなのだか分からない、演奏してもやっぱり聞いた事ない・・・ということが分かり、う~ん、まあ、やっぱ誰でも知らないことはあるよな、とその場はそんなふうに思ってやりすごしましたが、吹奏楽あがりとはいえ(私もそうだが)やっぱ知らないとマズイだろうと思うので、後で参考になるCDとか紹介するので勉強するように!

ちなみに私の会社員時代(某オーディオメーカー)にも、オーディオメーカーにデザイナーとして入ってきて、しかもジャズも好きなのにB&Oを知らないという奴がいましたが。(知らない人は自分で調べてね)


で、この曲は、最初今回の「バンドテーマ特集」のためにMarikoさんがVocal用の曲として探してきた曲で、BOB CROSBY & HIS ORCHESTRAがバンド・テーマとして演奏してたということです。今回は第一部には入れずに第三部に持ってきましたが、かなりゆっくりでダークな雰囲気の曲で、他の曲との兼ね合いもあり第三部に持ってきました。

ここでBOB CROSBYについてですが、実は知らなかったので調べてみたんですがネットではあまり出てこないんですね。しかも日本語だと。その中からいくつか簡単にまとめてみると、

ボブ・クロスビー (1913-1993) は、アメリカのバンドリーダー、及び歌手で、ビング・クロスビーら6人兄弟の末っ子。1935年にバンドデビュー。
最も有名なのはBobcats (Bob Crosby Orchestra の中からのデキシーランドジャズグループ) であった。
Bob Crosby OrchestraとBobcatsの両方は、1940年代の伝統的なジャズ復活を予示する、ディキシージャズを専門にした。


ということで、その演奏が聴けるCDはこちら。

The Radio Years 1940
The Radio Years 1940

Strange Enchantment 1939
Strange Enchantment 1939

このいづれにも『 Summertime 』が入ってますが、今回やったアレンジとは似てますがちょっと違います。Vocalも入ってないので、今回のアレンジのものはどこの演奏で、誰のVocalだったんだろう。Marikoさんわかりますか?
この曲の譜面や音源のあるサイトはこちら

今までやったことのないゆっくりしたテンポのアレンジですが、ヴォーカルのメロにからむバックの動きや強弱も結構幅があり、スローですがかなりハデないいアレンジです。ちなみにアレンジャーは第二部オープニングの『 Star Wars Main Theme 』と同じDave Wolpe。


なんだかSummertimeの曲というよりはBob Crosbyのことについて多く書いてしまいましたが、同時代の人気バンドのコンピレーションものもあります。

5フィート・オブ・スウィング(紙ジャケット仕様)
5フィート・オブ・スウィング(紙ジャケット仕様)

CDジャーナルのレビューの引用になってしまいますが、

恋人たちが時を忘れて踊るためのスウィング・ジャズ全盛期の30年代、当時人気の5バンドの演奏集。ダンサブルでご機嫌な楽団のひとつにビング・クロスビーの弟がリーダーのボブ・クロスビー楽団というのもあって知らなかった! ジャズ史の一片を窺い知り得る一品。(「CDジャーナル」データベースより)

ということで、また勉強になりましたね!



実は「ポーギーとベス」についても実は良く知らないというか、見たことないんですね・・・(汗)。
最初の方にも書きましたが、ほとんどのキャストを黒人でそろえなければならないため、日本では上演の機会が非常に限られているらしいです。物語を知った上で聴く「サマータイム」は感動も倍増するということです。
DVDも出てますので、機会があれば観てみたいと思います。

と言う訳で、また長くなってしまいましたので『 Summertime 』が聴けるおすすめCDについてはまた次回、ということにします。

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コメント

Summertime

M太さん、
レビューの中で、ボーカル曲を取り上げてくれてありがとう!
Orange Coloured Skyがナット・キング・コールで流行った昔の歌だということは、今回のコンサートまで知りませんでした。Summertimeもそうですが、私はどうも重々しく歌う癖があるようで、ナットらしくもっと軽快に歌うよう心がけるべきだったかな、と悔やんだりしてます。

さて、今回歌ったSummertimeは誰のバージョンか、という質問ですが、残念ながら情報はないんですよ。ボーカル入りのバンドアレンジ譜はいつもアメリカのサイトから購入するのですが、そこでサンプル演奏を聴くことができるので、興味のある方は聞いてみてください。
http://www.marinamusic.com/detail.tpl?sku=D3295&category=Vocal%20Solo%20with%20Big%20Band&start=101&startat=101&type=Jazz%20Ensemble%20%28Big%20Band%29&cart=1145671973170990&nav=F&

そのサイトの紹介によれば、ガーシュウィンのオリジナルに非常に近いアレンジだとのこと。確かにガーシュウィンはこの曲を黒人霊歌からヒントをえて書いたそうなので、哀愁や望郷や諦念を感じるのは当然かも。

東急では、このアレンジの雰囲気をこわさないように歌った(つもり)ところ、ある人に「あれを聞いてMarikoさんがクラシック出身だということがわかった」と言われてしまいました。本格的に習ったことはありませんが、確かに子どものころにオペラのまねごとをやってたんですよ。オサトが知れる、てことですね。

2006/04/22 (Sat) 11:33 | Mariko #- | URL | 編集
多摩東急会コンサート

 ジャズを聴き始めて、およそ40年のジャズファンです。
およそ2年前からのMarikoさんの知り合いです。彼女に年2回程度知人のコンボバンドに来て頂いて、歌ってもらっています。
先日の多摩東急会コンサートは一昨年に続いて2度目でした。
コンサートの裏話や曲目解説をこれほど詳しく書かれているバンドのホームページを、見たことがありません。とても面白く読ませて頂いています。
しかし堂々と演奏されているバンドのメンバーの方が、スタンダードナンバーでも意外にもその曲の由来等をご存じない事が有るのですね。そう言う物でしょうか。
大変そうですが、今後も詳細のレポートを続けて頂きたいと思います。

2006/04/22 (Sat) 18:08 | NEXT #JalddpaA | URL | 編集
Marikoさん&NEXTさん

コメントありがとうございます!
もう個人的にもかなり勉強になるブログになってきてます。演奏してる方はジャズに必ずしも詳しくなかったり、実はその曲についてよく知らなかったりします。お恥ずかしい話ですが。
また来てくださいね。よろしくお願いします。

2006/04/23 (Sun) 02:32 | Maruta #- | URL | 編集

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